前同窓会長退任のご挨拶
- 2018.10.09
- 事務局だより
大園同窓会 名誉会長
東北大学薬学博士
鍋谷 將
大園同窓会の皆さまはご健勝で、日々お忙しいことと存じ上げます。これまでの同窓会会長は、第一期には小原豊雲先生(池坊家元)が60周年までの長きにわたって務めていただきました。第二期には佐々木太様が90周年まで務めていただきました。私は三期目として12年間同窓会の会長として就任させて頂きましたが、この度、高齢と共に皆様のご期待に沿える責任が果たせなくなったと判断し、小南修身氏に会長職をお願いすることになりました。小南氏は前池田市長として活躍された方で、同窓会長として相応しい方です。
さて、在任中の⒓年の間、2015年11月に100周年の記念式典ができたことは同窓会の皆様のご支援のおかげと思っています。この時に同窓生の皆様から多大な寄付をお願いし、無事成功することが出来ました。
また、2010年には池田市が大阪府立園芸高等学校を細河地区に移転させる問題を取り上げ、『園芸高校誘致移転に伴うまちづくり構想』が大阪府に提出されました。これを受けて同窓会は反対署名を行い、9,510名の署名が集まりました。署名活動の際には大変お世話になりました。皆様の意を載し、この反対署名を持って大阪府知事、府教育委員会、池田市長宛に提出しました。この件については後に撤回されました。
これまでの同窓会の運営は支部を中心に活動してきましたが、支部会員の担い手の高齢化に伴い活動が弱体化してきました。この支部活動の活性化を図るためには、若い皆様が積極的に参画し同窓会を支えていただかなくてはなりません。また、支部が出来ていない地域や市町村にも支部を設け、広い地区に分けて情報交流をしていただき、支部の再編を図り活性化していかなくてはなりません。また、各年代から役員が選出され、横の連絡が出来る体制を構築し、名簿の整理、特に物故者の確認、会報などがスムーズに配布される体制を作らなくてはなりません。さらには現役生徒の活動等の支援が出来やすいように毎年の年会費を納めていただき、同窓会運営にご協力を賜りたいと存じます。
大園同窓会の運営は大変ですが、新役員の皆様が一致団結して母校の発展のために尽くしていただくことをお願いする次第です。
最後に大園同窓会の皆様が健康で、各地の発展に寄与されることをお願いいたします。
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